
松本清張の長編小説である「黒革の手帖」。
黒革の手帖が
テレビ朝日の木9でスタートが決定しました!
黒革の手帖は、過去にもテレビドラマ化されているとっても有名作品。
以前は、米倉涼子さん主演でテレビドラマ化していましたが、
今回は、武井咲さんということで、
ワタクシとしてもとっても楽しみなドラマですね!
さて、そんな黒革の手帖のキャストやあらすじ、
武井咲さんの悪女っぷりについて検証をしていきたいと思います。
黒革の手帖の放送内容について
非常に人気の高い黒革の手帖過去には、
1982年:テレビ朝日。山本陽子、田村正和、萬田久子
1984年:TBS 大谷直子、潮哲也、宮下順子
1996年:テレビ朝日 土曜ワイド劇場 2時間ドラマ浅野ゆう子、平幹二朗、美木良介
2004年:テレビ朝日 米倉涼子、釈由美子、仲村トオル
2017年:テレビ朝日 武井咲
という感じで放送されているんですね!
ほとんどがテレビ朝日ということです。
黒革の手帖のあらすじは?
原口元子は地味な派遣社員として働いているが、
借名口座のリストが記された黒革の手帖と引き換えに、
勤務先の銀行から大金を横領することに成功します。
その額、1億8千万円。
原口元子は、銀座のクラブで夜の仕事を学び、
その大金を使って銀座にクラブ「カルネ」をオープンすることに。。。。
カルネとは、フランス語で手帖を意味します。
カルネには、
美容外科クリニックの院長、
医学部専門予備校の理事長、
参議院議員の秘書などなど。
社会的に成功した男たちが
原口元子のもとに集まってきます。
原口元子は自らの欲望や野望を実現するために銀座のクラブという夜の世界で
どんどんのし上がっていくことを決意します。
そんなある日、
カルネの人気ホステスである山田波子がやめて独立をすると意思表明。
それもカルネと同じビルを予定しているとのこと。
山田波子にはカルネの顧客であるクリニック院長がパトロンである事、
原口元子が差し出した黒革の手帖にそのクリニックの院長の名前があることに気づきます。
その後、クリニック院長の愛人をも巻き込みながら、
クリニック院長から大金を騙しとることに成功。
原口元子のカルネを守ることはできたが、
原口元子と山田波子との間には憎悪の念が生まれます。
・・・・・・
原口元子には、唯一落ち着くことができる場所があります。
それがおでん屋「だるま」。
女将の千野照子は、
何を詮索するでもなく、
温かい眼差しで元子を見守っています。
・・・・
時は流れ一年の月日が経った頃、
原口元子は一流クラブ「ルダン」のオーナーである
長谷川庄司が、
店を手放したがっているという噂を耳にします。
大きな飛躍のチャンス。
しかしながら、
一流クラブである
「ルダン」
を手にするには、とてつもない大金が必要になります。
そんな彼女に手を差し伸べてくれたのは、
安島。
元子はどこか陰を持つ切れ者の安島に「女」として惹かれていく。
元子は土地の転売によって得られる予定の資金をあてに、
ついに「ルダン」を買う仮契約書を結ぶ。
ところが頼りの安島も行方しれず。
高額の手付金のために貯金をはたき、
「カルネ」の営業権まで売却した元子に、
容赦なく支払の期日が迫る。
ようやく連絡が取れ駆けつけた元子に対して、
「あの土地は、わたしのものじゃない。」
契約金どころか、違約金さえ払えなくなった元子は、
長谷川に猶予を求めるが、
長谷川は聞く耳を持たずに
「カルネ」を差し押さえようとする。
「カルネ」にはいかがわしい男たちが現れ、
店内を物色し始める。
元子は、彼らのボスが「カルネ」の営業権を
長谷川から買い取ったことを知ります。
新たな「カルネ」の所有者となった人物に会うことにした元子。
向かった先で元子を待っていたのは、
罠にはめられたという現実でした。
真実をしった原口元子の運命は???
黒革の手帖のキャストは?
江口洋介(安島富夫)
安島富夫…衆議院議員秘書。
女は利用するもの、と割り切っていたが元子との出会いでその価値観が崩れ始める。
仲里依紗(山田波子)
山田波子:元子とともに東林銀行世田谷北支店で派遣社員として勤務。派遣の仕事を失い、元子に誘われホステスになると、男を手玉に取って儲ける術を覚え、豹変。一気に人気ホステスへと成長し、やがて元子のライバルとなっていく。
滝藤賢一(村井亨)
村井 亨:元子が働く東林銀行世田谷北支店の次長。
和田正人(牧野)
牧野…元子が通う銀座の美容室の“オネエ”店長。
内藤理沙(島崎すみ江)
島崎すみ江…料亭『梅村』の仲居。のちにホステスになる
高嶋政伸(役:橋田常雄)
橋田常雄…大手予備校『上星ゼミナール』の理事長。子息を医者にしたい親と大学病院の間で暗躍し、裏口入学で得た巨額の利益を借名口座に預金している。
真矢ミキ(役:岩村叡子)
岩村叡子…元子が最初に夜の世界に足を踏み入れ、働いたクラブ『燭台』のママ。銀座のルールとモラルを守る古き良き昭和のホステス。
黒革の手帖の見どころは?
武井咲さん演じる原口元子は派遣社員。
銀行に努めている派遣社員がどのようにお金を工面し、
銀座の街でクラブを開店するのか、
そして、どうやって夜の世界で勝ち上がっていくのか
が非常に見ものですね。
そして、原口元子が勝ち上がっていき、
どう転落していくのか。
それを武井咲さんがどのように演じるのかが非常に見ものですね。