
東京オリンピックで野球が復活!4つの理由
IOC(国際オリンピック委員会)は、2020年東京オリンピックで、
追加種目として実施を提案している5競技18種目を承認しました。
5競技18種目とは、
野球・ソフトボール、空手、ローラースポーツ、スポーツクライミング、サーフィン。
これらをIOCが承認したことによって、
野球・ソフトボールが東京オリンピックで復活する可能性が非常に高くなりました。
IOCがこの5競技18種目を承認した理由は、
・国内の盛り上がり
・若者へのアピール
・正式28種目という枠を撤廃
・開催都市が希望する種目の実施を提案できる。
という観点から選定を決めたようですね。
そもそも何故オリンピックで野球がなくなったの?
もともとオリンピックに野球はあったのです。
なぜオリンピック種目の中で、野球が排除されたのかを見ていきましょう。
IOCは2005年に野球・ソフトボールの除外を決定。
野球は、2008年の北京オリンピックが最後に行われ、
その後の2012年ロンドンオリンピックでは、除外されました。
IOCがオリンピックから野球を除外した5つの理由
報道機関での内容は、以下のとおり
- オリンピックは世界最大のスポーツ祭典。
しかしながら、アメリカ大リーグの主要選手は不出場。- IOC加盟国202各国のうち、野球連盟があるのは110。
普及率がひくい。- ドーピング率が1%を超えており、メジャーリーグでも多くの違反者が見られた。
- 球場建設コストが非常に高く、オリンピック後の再利用が困難。
- アテネオリンピックでは、チケット販売率と視聴率が低いというデータがあった。
IOCがオリンピックから野球を除外した5つの理由です。
、、、、、、
というのは建前の部分であって、
本音の部分がもちろんあります。
IOCがオリンピックから野球を除外した3つの本音の理由
当時、IOCはレポートを公表していました。
- IBAF(国際野球連盟)のやる気の問題。
The IBAF has no specific environmental programme or action plans in place.
IBAF(国際野球連盟)がオリンピックを行っていくことについて、
具体的な指針を持っていなかったんですね。
日本では、野球というのは非常にメジャーなスポーツですが、
ヨーロッパに関しては、そんなに普及していないんですね。 - IBAFのIOCに対する収入依存
IBAFはIOCに対して60%弱の収入を依存しています。
1番の問題を合わせて考えると、要は「やる気が無いのに、収入依存している」
ということなので、IOCとしてはきりはなしたいわけですね。 - 放映権を買ってくれる国が少ない
IOCの懸念事項として、放映権を購入してくれる国が少ないことが上げられますね。
うえでも述べましたが、202カ国の内110カ国しかそもそも野球連盟がないのですから、厳しいですね。
IOCとしては上で述べた4つの理由
・国内の盛り上がり
・若者へのアピール
・正式28種目という枠を撤廃
・開催都市が希望する種目の実施を提案できる。
から、ふただびオリンピックを開催しようとしています。
オリンピックで野球を行う賛成意見は?
- ファンとしては、野球を再びオリンピックの舞台で見ることできるのは嬉しい。
- 若い選手をどんどん出して、オリンピックの舞台で頑張っている姿をみたい!
- 日本では人気であり、一定の入場料収入がみこめ経済がまわる
オリンピックで野球を行う反対意見は?
- オリンピックには、メジャーな選手がこないからやらなくていい。
- 日本とアメリカで盛り上がっているだけ。ヨーロッパではサッカーのほうがメジャー。
- 野球を普及する気がないでしょう。
- 清原選手などの悪いうわさが立っているなかで実行するのはちょっと。
オリンピックでの野球の位置づけは?
私個人的には、東京オリンピックについて野球をとりあげる必要はないのではないかと思いますね。
WBCもありますし。
そして、やはりオリンピックで野球はそれほど注目されていません。
これから伸びていく競技で、単に知名度がないというなら話は別ですが。
そして、もともとオリンピックは、アマチュアリズムを基本としていて、平和をコンセプトにしていましたが、
実際のところは、ヨーロッパでの「貴族の遊び」
貴族が武術意外に何か必要で体力を鍛えるという意味でも、
その「遊び」をしていたのですね。
だからこそ多くのスポーツの原点は、
貴族なんですね。
つまり、ヨーロッパの貴族が、4年ごとに夏と冬に開催している
全世界を巻き込んだ盛大な遊びということで、
その「遊び」に対して一生懸命になっている民の姿を見ているのは、
貴族としても楽しいでしょうね笑
まとめ
今回は、野球とオリンピックの関係についてお話をしてきましたが、
野球は東京オリンピックでは承認されるのでしょうか。
そして、今後のオリンピックと野球との関係はどうなるのでしょうか。
今後の展開が楽しみですね